すきっ歯治療の症例集3

症例集3では、上顎正中離開のすきっ歯治療を、すきっ歯の大きさ別に分類し、術前術後の写真を見ていただきます。ご自分のすきっ歯治療がどのような仕上がりになるか、この症例を見て、参考にしてください。
説明は、必要最小限にとどめ、症例写真に重点を置いています。この治療法について知りたい方はこちらをご覧ください。

<治療説明>
すべて、通常のダイレクトボンディング法
<治療費・治療期間>
すべて、治療費4万(税別)、治療回数1回(治療時間60分)
<リスク・注意事項>
リンク
(症例1タイプ)すきっ歯の隙間が1ミリ以下・隙間が最も小さい症例
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
歯の大きさ形はほとんど変わりません。このくらいのすきっ歯なら、矯正で治療しても、後戻りのリスクは小さいでしょう。当院でも、このようなケースは、マウスピース矯正で行うこともあります。マウスピース矯正の場合の費用は6万(税別)、治療期間は、1~3か月です。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
すきっ歯の切端部の隙間が小さく、歯頚部の隙間が大きいケースです。できるだけ、ブラックトライアングルが残らないよう治療しました。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
すきっ歯の切端部が開き、歯頚部が閉じているケースです。外開きのすきっ歯は、この治療法に向いています。
(症例2タイプ)すきっ歯の隙間が1ミリ~2ミリ・隙間がやや小さい症例
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや横幅が広い歯です。このように横幅が広い歯は、この治療に不利ですが、すきっ歯の隙間が2ミリ未満のため、ほぼ違和感なく仕上がりました。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
縦横比が標準的な歯のケースです。すきっ歯の隙間も、約2ミリで均一なので、ほぼ違和感なく仕上がります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
縦長の歯で、かつ、捻転があります。捻転の感じが少なくなるように治療しました。横幅が増えて、歯の形のバランスがよくなり、捻転も緩和され、いい感じで仕上がりました。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
縦長の歯のケースです。このようなケースでは、この治療により、歯の形のバランスは、元の歯より良くなります。歯が細長いことは、この治療法に有利な条件になります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
すきっ歯の歯頚部の隙間が大きいケースです。ブラックトライアングルが小さくなるようにしましたが、完全に閉じきることはできません。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや横幅が広い歯ですが、すきっ歯の隙間が2ミリ程度の場合、ほぼ違和感なく仕上がります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
標準的なバランスの歯です。外開きの歯並びで、すきっ歯の切端部の開きが大きいため、ある程度大きくなります。しかし、この治療により、外開きは解消され、綺麗な歯並びになるとともに、歯の形も悪くありません。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
正中離開以外に、側切歯の矮小歯の治療をしています。したがって、治療費・治療期間が他の症例と異なります。歯の横幅が広いですが、全体としては、バランスよく仕上がりました。
<治療費>
12万(税別)
<治療期間>
3回通院
(症例3タイプ)すきっ歯の隙間が2ミリ~3ミリ・標準的な隙間の症例
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
縦横比が、標準的なバランスの歯です。すきっ歯の隙間が3ミリになると、一回り大きくなりますが、歯の形はバランスよく仕上がります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
標準的なバランスの歯です。やや外開きの歯並びですが、すきっ歯の治療により、外開きも改善されました。隙間が大きくなると、外開きは改善されます。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや細長目の外開きの歯です。すきっ歯の治療により、外開きが改善され、標準的なバランスになりました。大きさは、やや大きめになります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
歯頚部の隙間が大きいタイプです。ある程度のブラックトライアングルが残ります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
歯頚部が閉じた、完全に外開きのすきっ歯です。遠心傾斜が改善され、まっすぐな歯並びになりました。この治療法は、外開きの歯並びを改善できます。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
標準的なバランスの歯で、すきっ歯の隙間もほぼ標準です。バランスよく仕上がりました。
(症例4タイプ)すきっ歯の隙間が3ミリ~4ミリ・隙間がやや大きい症例
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや横幅が広い歯で、そのうえ、すきっ歯の間隔が約4ミリありますから、大きな歯になります。しかし、歯の形は自然に仕上がります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
標準的なバランスの歯ですが、すきっ歯の間隔が4ミリありますから、治療後は、かなり大きな歯になります。しかし、形は自然な形に仕上がります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや細長い歯なので、すきっ歯の間隔が4ミリであっても、歯の大きさ・形に、ほとんど違和感はありません。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
歯頚部の間隔が、4ミリ以上あり、歯の長さも違うすきっ歯です。できるだけ、ブラックトライアングルが小さくなるよう治療しました。また、左の長い歯は、切端を少し削って、右の歯の長さに揃えました。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
標準的なバランスの歯ですが、すきっ歯の間隔が4ミリあります。やや大きな歯に感じますが、それほど違和感はありません。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
標準的なバランスの歯ですが、やや外開きで、切端部のすきっ歯の間隔は、5ミリくらいあります。すきっ歯を閉じることで、外開きが解消され、綺麗な歯並びになりました。歯の大きさ・バランスにそれほど違和感はありません。外開きのすきっ歯は、この治療法に向いています。
(症例5タイプ)すきっ歯の隙間が4ミリ~5ミリ・隙間を閉じきる限界症例
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや細長い歯です。すきっ歯の隙間が約5ミリと大きいため、大きな歯になりましたが、形のバランスは悪くありません。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや細長く、かつ、外開きの歯です。この治療法に有利な条件ですが、すきっ歯の隙間が、約5ミリと大きいため、どうしても大きい歯になります。外開きの歯並びは改善し、形のバランスも問題ありません。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや細長い歯です。すきっ歯の隙間が5ミリと大きい場合は、細長い歯であっても、かなり大きな歯になります。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
標準的なバランスの歯ですが、外開きのすきっ歯で、切端部分の隙間は、5ミリ以上あるため、閉じきる限界の事例でした。歯の大きさは、明らかに大きくなりました。しかし、外開きは改善され、歯のバランスは違和感なく仕上がりました。
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
左側中切歯の遠心傾斜が大きく、歯の縦の長さも右側の中切歯より長い、左右不均一なすきっ歯です。治療の難しいすきっ歯でしたが、左右の不均一さと、すきっ歯の問題は改善されました。歯の大きさは明らかに大きくなります。
(症例6タイプ)すきっ歯の隙間が5ミリ以上・隙間を閉じきることが困難な症例
術前 術前
術後 術後
<治療説明>
やや横幅が広い歯で、すきっ歯の隙間が約6ミリと大きいため、すきっ歯を閉じきることができませんでした。閉じきった場合、歯の形が不自然になるのです。このような事態が予想される場合には、予め、すきっ歯を閉じることを優先するか、歯の形を優先して閉じきることを諦めるか、患者さんに決めていただきます。ほとんどの患者さんは、歯の形を優先して、すきっ歯の隙間を1ミリ程度残すという選択をします。隙間を残すという選択をされた場合にも、まずは閉じきるように賦形をしますが、この段階で、歯の形が不自然になった場合は、隙間を1ミリ程度残して完成させます。不自然でなく閉じきれた場合は、そのまま閉じきった形で完成させます。

以上、上顎の正中離開を、6つのパターンに分類し、治療の術前・術後を見ていただきました。すきっ歯の治療において、上顎の正中離開は、他の部位に比べて、圧倒的に多いです。他の部位にすきっ歯があっても、まずは、上顎の正中離開から治療を希望されます。そこで、この部位の治療を特に重視して、症例集3にまとめ、多数の症例写真を掲載しました。参考にしてみてください。