すきっ歯治療の一例

当院のすきっ歯治療の2症例
(ダイレクトボンディング法とマウスピース矯正法)

<ダイレクトボンディング法による治療>
術前 術前
術後 術後

治療費4万(税込44,000円)治療期間・1回(60分)
初回は診査診断のみ・2回目に治療

<治療説明・治療費・期間・注意事項はこちら>

<マウスピース矯正法>
術前 術前
術後 術後

治療費6万(税込66,000円)治療期間1か月

<治療説明・注意事項はこちら>

すきっ歯の治療について(その長所と短所)

現在歯医者で行われている、すきっ歯の治療法は、5つあります。
①ダイレクトボンディング法
②ラミネートベニア法
③セラミッククラウン法
④ワイヤー矯正法
⑤マウスピース矯正法の5つです。
これからこの5つの治療法について、その概要と、長所・欠点を比較し、患者さんの要望に合った治療法を検討していただきます。

①ダイレクトボンディング法

虫歯の治療で使用するレジンを使い、歯を一切削ることなく、歯の隙間1箇所につき1回の治療できれいに治すことができます。イメージしていただきやすいように、当院で実際に行ったすきっ歯治療の症例写真を見ていただきながら、ご説明します。

当院で行った正中離開の実例を3つご紹介します。

事例01(すきっ歯・正中離開・ダイレクトボンディング法)
術前 術後
術後 術前
事例02(すきっ歯・正中離開・ダイレクトボンディング法)
術前 術後
術後 術前
術後4年経過 術後

(正中離開の治療をしてから約4年が経過しました。下顎のすきっ歯の治療を希望して、4年ぶりに来院された時の写真です。変色や破折などの劣化は見られませんでした。)

事例03(すきっ歯・正中離開・ダイレクトボンディング法)
術前 術後
術後 術前
<治療説明>(事例1~3共通)

治療法を簡単にご説明します。いわゆるダイレクトボンディング法です。歯の隣接面に接着剤を塗布し、レジンで継ぎ足して形を作ります。継ぎ目がわからないように色と形をそろえ、レジンを硬化させます。

完成したものが取れたり、破折したり、変色したりしないような工夫が長年の経験から、たくさん組み込まれています。すでに10年以上の経過実例も出ています。当院でのこの治療は、長期間にわたってきれいな状態を保てることが、多数の実例によって実証されています。

<治療期間>

初診時は治療説明のみです。2回目から治療に入ります。
治療は、すきっ歯一か所なので、1回で治療は終わりです。60分の治療時間になります。

通院回数は、初診の説明と合わせて、合計2回になります。

<治療費>

すきっ歯1か所なので、治療費は44,000円(税込)です。

<リスク・注意事項>

1.レジンを使った継ぎ足しによる治療なので、継ぎ目ができます。継ぎ目がわかりにくいように色・形をできるだけ合わせます。しかし、材料のレジンの色は現在15種類です。これを複数混ぜ合わせて、細かい色合わせをしていますが、天然の歯の色合いは千差万別であり、完全に一致するのは難しいです。多少色の濃淡がでることもあります。

2.使用する材料がレジンのため、セラミックと比較すると数年で変色する可能性があります。しかし変色してもやり直す必要はありません。シリコンポイントを用いた研磨だけで綺麗になります。研磨は無料で、1回の治療で治しています。

3.前歯の切端のレジンは、破折の危険があります。
セラミックの歯と同様、レジンも破折の危険があります。とれてしまうことはなく一部が破折します。破折を理由に当院に来られる患者さんは、年間1~2名です。3000症例という治療数を考えると、多く見積もっても1%程度のリスクと考えています。
破折した場合、治療から2年以内であれば、無料にて修復しています。通常1回の治療で修復します。

4.この治療法は歯の隙間を閉じるだけなので、捻転や傾斜といった歯並びを改善するものではありません。また、歯の大きさはレジンを足した分だけ横幅が広くなります。したがってあまりにも隙間が大きい場合には、隙間を閉じきることができない場合もあります。この点については個別の対応が必要になりますので、実際に診査をしたうえで詳しく説明しています。

★引き続き、歯の色を白くし(ホワイトニング)、それからすきっ歯(正中離開・矮小歯)の治療をした実例を3つご紹介します。

事例04(ホワイトニング・すきっ歯・ダイレクトボンディング法)
術前 術後
術後 術前
事例05(ホワイトニング・正中離開と側切歯の矮小歯・ダイレクトボンディング法)
術前 術後
術後 術前
事例06(ホワイトニング・正中離開と側切歯の矮小歯・ダイレクトボンディング法)
術前 術後
術後 術前
<治療説明>(事例4~6共通)

まず、ホワイトニングを行い、次に、すきっ歯の治療を行います。

すきっ歯の治療をした後にはホワイトニングができません。ホワイトニングは、歯を白くしますがレジンを白くすることができないからです。そこでホワイトニングに関心がある場合は、必ずホワイトニングを先に行います。

<治療期間>

オフィスホワイトニングが、通院1回・約2~3時間。それに続いて、ホームホワイトニングが14回分最短で14日間、自宅にて行います。これが終わってから、すきっ歯の治療が通院1回・約60分です。通院の合計は3回、初診の診査診断から治療終了まで3週間~1か月です。

事例5と6については、矮小歯の治療が2回(1回あたり60分)かかります。このため、通院の合計は5回、治療期間は、予約の状況いかんで変わりますが、4週間~6週間になります。

<治療費>

ホワイトニングが44,000円(税込)と、すきっ歯の治療が44,000円(税込)、合わせて88,000円(税込)です。
事例5と6は、矮小歯2本追加で、合計176,000円(税込)です。

<矮小歯の治療説明・リスクと注意事項>

矮小歯の治療法は正中離開と少し異なりますので簡単に説明します。使用する材料は同じレジンです。歯は一切削りません。
しかし、矮小歯の治療では自分の歯の全体を覆いつくすようにレジンを盛り上げますので、継ぎ目がありません。完全に一体化した歯となります。この点では継ぎ目がわかるというリスクはありません。少しだけ問題があるとすると、矮小歯の両隣の歯の色と完全に一致させるのは正中離開の場合よりも難しいです。多少色の濃淡の差ができる可能性はあります。

矮小歯も、正中離開の治療と同じようなリスク・注意事項がありますが、変色や破折のリスクは、正中離開の場合より小さくなります。また、ある程度の捻転や歯列不正も治すことができます。この治療法で、きれいな形に仕上がるかどうかは、適当な隙間があるかどうかにかかります。隙間が大きすぎても小さすぎても、綺麗な形になりません。これがこの治療法の限界です。

★8箇所のすきっ歯の治療例

次にご紹介するのは全部で8箇所のすきっ歯を治した症例です。すべてのステップは紹介しきれないので、そのいくつかをご紹介します。

事例07(すきっ歯8箇所・ダイレクトボンディング法)
術前 術後
正中離開の術後 正中離開の術後
<治療説明>

上の術前写真は全部で8箇所のすきっ歯があるのですが、正面からではよくわからないと思います。術後の写真は上顎の正中離開を治したものです。これをスタートに上下で合計8箇所のすきっ歯を順番に治しました。

<治療期間・治療費>

通院1回・60分・44,000円(税込)です。

<リスク・注意事項>

前述の通りです。補足はありません。

術前(側方) 術前(側方)
術後1(側方) 術後1(側方)
<治療説明>

上の術前写真はすきっ歯はすきっ歯(正中離開)を治した後の側方からの状態です。隙間が3箇所見られます。術後1の写真は上顎の1箇所を治したところです。この後に下顎の2箇所も治しました。

<治療期間・治療費・リスク・注意事項>

通院1回・60分・44,000円(税込)
リスク・注意事項は前述の通り

術後2(側方) 術後2(側方)
術後3(側方) 術後3(側方)
<治療説明>

術後2は術後1の状態から、左下のすきっ歯を一か所治した写真です。術後3は、その手前のすきっ歯を一か所治した写真です。
このように、下のすきっ歯を、一か所ずつ治していきました。

<治療期間・治療費・リスク・注意事項>

すきっ歯一か所につき、通院1回・60分・44,000円(税込)です。
リスク・注意事項も前述した通りです。

完成 完成
<治療説明>

8箇所すべてのすきっ歯を治し、治療を終了しました。最初の状態と比べてください。

<治療期間>

治療の通院回数は8回です。一つ一つの治療間隔を開ける必要はありませんが、一つの治療が終わるごとに次の治療の予約をお取りしますので、予約状況によっては治療期間に差が出ます。
今回のケースは毎週1回のペースで治療しましたので、約2か月かかりました。2年以上を必要とする矯正治療と比較すると、かなり速いスピードで治療が完成しました。

<治療費>

トータルの治療費は352,000円(税込)で、矯正治療費の3分の1ほどで済みました。

<リスク・注意事項>

歯の色が特殊な場合、使用できるレジンの色に限りがありますから、色合わせに限界があります。
この患者さんの歯の色はかなり特殊で色の濃い歯でしたが、最も色の濃いレジンを使用し何とか色を合わせることができました。このくらいの色までこの治療法で適応可能です。

こちらの症例は、現在5年が経過しました。平成27年5月20日に、8か所のすきっ歯治療を終わり、令和2年6月3日の状態がこちらの写真です。

術後5年経過 術後5年経過

5年経過しても、劣化は全く見られません。変色や破折も見られませんでした。この間、歯医者での手入れは全く行っていません。治療時に、徹底的な研磨と咬合調整を行うことで、このように長期維持が可能になります。

<ダイレクトボンディング法の長所と短所>

(長所)

  • 治療期間は5つの治療法の中で最短。1回で治療完結
  • 費用が安い(1か所のすきっ歯あたり当院では4万・一般的には2万~8万)
  • 歯を削らない

(短所)

  • 一般的に、切端が欠けやすい
    (当院は、切端が欠けにくいように治療していて、切端破折に対し2年保証を付けています。この保証は当院だけのものです。)
  • 歯医者の技術力の差が出やすい

(最適例)

  • 捻転や、出っ歯感も少ない、隙間だけが気になるすきっ歯の場合

最後に、当院の推奨するダイレクトボンディング法による治療例を、隙間の大きさ別に紹介します。
ご自分がこの治療法で治した時のイメージの参考にしてください。

<治療費>

すべて44,000円(税込)

<治療回数>

1回(治療時間1時間)

<リスク・注意事項>

こちら

(1)すきっ歯が1ミリ以下のケース(隙間がとても狭いケース)
術前 術後
術後 術後

術直後で 、少し出血が見られます。30分以内に綺麗になります。
隙間1ミリ以下なので、歯の大きさはほとんど変わりません。

(2)すきっ歯が1~2ミリ程度のケース(隙間がやや狭いケース)
術前 術後
術後 術後

少し歯の大きさが大きくなりました。もともと横幅が広い歯だったため、少し大きな歯となりました。この治療では、歯の細い方が、審美的内は有利です。

(3)すきっ歯が2~3ミリ程度のケース(隙間が平均的なケース)
術前 術後
術後 術後

術直後で少し出血が見られます。30分以内に綺麗になります。
隙間2~3ミリ程度が、最も多い、すきっ歯のパターンです。この歯は、捻転を伴うすきっ歯で、捻転も修正しています。
もともとの歯の縦横比のバランスは、標準タイプです。このタイプで隙間2~3ミリなら、それほど違和感なく仕上がります。

(4)すきっ歯が3~4ミリ程度のケース(隙間がやや大きいケース)
術前 術後
術後 術後

術直後で少し出血が見られます。30分以内に綺麗になります。
隙間3~4ミリの為、歯の形はやや大きくなりましたが、バランスは悪くありません。

(5)すきっ歯が4~5ミリ程度のケース(隙間が大きいケース)
術前 術後
術後 術後

術直後で少し出血が見られます。30分以内に綺麗になります。
隙間4~5ミリの為、歯の大きさは、明らかに大きくなりましたが、バランスは悪くありません。
もともとの歯が、やや縦長のバランスであったため、隙間を閉じきっても、歯の形として違和感なく仕上がりました。
隙間5ミリ以上の場合は、隙間を閉じきるとバランスが変になることが多いです。
隙間の大きさ別の症例は、症例集3と症例集4に紹介しました。症例集3では、上顎の正中離開を、症例集4では、それ以外のすきっ歯の治療を多数紹介しています。隙間の大きさだけでなく、もともとの歯の形(細長いタイプ・ずんぐりタイプ)・歯の傾斜などにより、出来栄えは影響を受けます。是非、症例を参考にしてください。

隙間が5ミリ以上あるすきっ歯の治療は、症例集2に載せてあります。こちらの症例集では、あっと驚くような症例も載せていますので、是非ご覧ください。比較的オーソドックスな症例は、症例集1に載せています。正中離開以外のすきっ歯、下顎のすきっ歯、矮小歯、ブラックトライアングルなども、症例集1にあります。歯が1歯分無いような症例など、他院では治すことができないような症例は、症例集2に載せています。是非ご覧ください。

(症例集1で見られる例)
術前 術後
術後 術後

上顎1か所と下顎2か所のすきっ歯の治療です。隙間の大きさが違っていますが、下顎の前歯2本の大きさを揃え、違和感なく仕上げました。治療費は132,000円(税込)、治療回数は3回です。

(症例集1で見られる例)
術前 術後
術後 術後

上顎側切歯の矮小歯の治療です。術直後で少し出血していますが、30分以内に綺麗になります。治療費は44,000円(税込)治療回数は1回です。

(症例集2で見られる例)
術前 術後
術後 術後

右側の側切歯が1本、先天性に欠損しているケースです。このケースで、通常のダイレクトボンディング法で、自然な歯の形にすることは不可能です。本来なら、両隣の2本の歯を削ってブリッジで治療します。患者さんは、絶対に歯を削りたくないということで来られました。そこで、ダイレクトボンディングで側切歯を1本作りました。術直後で出血が見られますが30分で綺麗になります。治療費は44,000円(税込)、治療回数は1回です。他院では、ダイレクトボンディング法の適応外とされるでしょう。

★以上、ダイレクトボンディング法について説明してきました。
以下では、ダイレクトボンディング法以外の4つの治療法について説明していきます。

②ラミネートべニア法

ラミネートべニア法

審美歯科・美容クリニックでよく用いられる手法です。
まず歯の唇側の表面だけを0.5ミリくらい削ります。次に、技工所で、その部分に適合するセラミックのベニアを、すきっ歯を閉じる形に製作して、セットするものです。

<ラミネートべニア法の長所と短所>

(長所)

  • 治療期間が1週間~2週間と矯正に比べ比較的短期間
  • セラミッククラウンに比べると歯を削る量が少ない
  • ダイレクトボンディング法に比べると、歯の色の修正が多少可能

(短所)

  • 歯を削る必要がある
  • 捻転や傾斜に対してはあまり有効ではない
  • 費用は隙間1か所当たり20万くらいかかる
  • 後戻りによるやり直しは、同額の費用負担がかかる

(最適例)

  • 捻転や、出っ歯感も少ない、隙間だけが気になるすきっ歯の場合
  • 歯の表面が傷んでいて、歯の表面も今より綺麗にしたいすきっ歯の場合
③セラミッククラウン法

術後

審美歯科・美容クリニックでよく行われる方法です。
まず歯の全周を1~1.5ミリ削ります。次に、技工所でセラミックの被せを、すきっ歯を閉じる形に制作し、これを削った歯に被せることによって治します。

<セラミッククラウン法の長所と短所>

(長所)

  • 治療期間が1週間~2週間と矯正に比べ比較的短期間
  • 歯の色に問題がある場合、自分の希望の色にすることができる
  • 捻転や出歯を伴うすきっ歯に対しても、綺麗に治すことができる

(短所)

  • 歯をラミネートベニア以上に削る
  • 費用は隙間1か所当たり220,000円(税込)以上かかる
  • 後戻りによるやり直しは、同額の費用負担がかかる

(最適例)

  • 捻転や出っ歯を伴うすきっ歯の場合
  • 歯の色を含めてすきっ歯を治したい場合
  • すでにセラミックの歯が入って、すきっ歯になっている場合
  • 失活歯の為、歯の変色が起こっているか、起こりつつあるすきっ歯の場合
④ワイヤー矯正法

表側矯正・裏側矯正・全額矯正・部分矯正など様々な矯正がありますが、いずれもブラケットを歯に装着し、これにワイヤーを通して、歯を舌側に移動させ、隙間を埋める方法です。

<ワイヤー矯正法の長所と短所>

ワイヤー矯正法の長所と短所

(長所)

  • 捻転・傾斜・出歯など、すきっ歯以外の歯列不正も治療できる
  • 複数のすきっ歯を同時に治療できる
  • 歯の形・大きさを変えないで、すきっ歯を治療できる

(短所)

  • 保定を一生続けなければ、短期間で後戻りする
  • 費用がかなり高額になる(数十万~100万・裏側矯正では100万以上)
  • 治療期間は長く、2か月から1年以上
  • 治療期間中、ワイヤーが目立ち、見た目が悪い

(最適例)

  • 捻転を伴うすきっ歯で、対象の歯を舌側に入れなくてもできるケース
  • そもそも出っ歯であり、舌側に入れても後戻りしにくいケース
⑤マウスピース矯正法

マウスピース矯正法

矯正はしたいけど、ワイヤーは目立つので嫌という、日本人向けの治療法です。
マウスピース矯正は、矯正の技術のない歯医者でも行うことができるため、矯正をしたことがない歯医者が矯正を始める時に、マウスピース矯正だけを行うことがあります。しっかりとした矯正の技術を持つ矯正専門医、あるいは、ワイヤー矯正も行っている歯医者がマウスピース矯正を行うのなら問題ないのですが、そうではない、矯正未経験の歯医者でマウスピース矯正を行うのは、危険なことを、お伝えします。

<マウスピース矯正法の長所と短所>

(長所)

  • ワイヤーによる裏側矯正と同様、治療中あまり目立たない
  • その他は、ワイヤー矯正とほぼ同じです

(短所)

  • 保定を一生続けなければ、短期間で後戻りする
  • 費用がかなり高額になる(数十万~100万・ワイヤーの表側矯正より高額になる場合が多い)
    <当院の66,000円(税込)は他院では実現不可能なくらいに低価格です>
  • 治療期間は長く、2か月から1年以上
    <当院では、通常1~2か月です>
  • 一日18時間以上の装着を実行しないと十分な効果が出ない
  • 食事や間食の時だけでなく、コーヒータイムでさえマウスピースを外さなければならず、意外に不自由

当院で行った正中離開の実例を2つご紹介します。

事例01(すきっ歯・正中離開・マウスピース矯正法)
術前 術前
術後 術後
事例02(すきっ歯・正中離開・マウスピース矯正法)
術前 術前
術後 術後
事例01・事例02共通
<治療費>

66,000円(税込)

<治療期間>

マウスピース矯正2回と保定装置セットまでで約2か月

<治療説明>
当院で行うすきっ歯のマウスピース矯正法は、隙間が1ミリ以内のケースに限って治療しています。
それ以上のすきっ歯を矯正で治療すると、保定をずっと続けない限り後戻りするからです。
患者さんと話し合い、マウスピース矯正ですきっ歯の治療をすることに合意すると、お口の型取り(印象採得)を行います。それを石膏模型にして、矯正用に加工します。加工した石膏模型からマウスピースを作製します。印象採得からマウスピース作成までを3日程度で行い、患者さんに来院していただきます。マウスピースを試適し、適合や痛みを確認し、問題なければその場で矯正開始です。1日18時間以上の装着をしていただきます。これを3週間行い、3週間後に来院していただき、経過を確認します。これでOKなら歯を動かす矯正を終わり、保定に移行します。まだ矯正が必要なら、再度印象採得を行い、矯正用の石膏模型を加工・作製し、新しいマウスピースを作ります。新しいマウスピースをセットするまでは、最初のマウスピースを使用していただきます。新しいマウスピースを1日18時間・3週間使用していただき、再び来院して再評価します。OKなら、保定に移行します。ここまでの矯正と保定装置セットまでが基本料金(税込66,000円)になります。さらに矯正が必要な場合は、追加のマウスピースひとつあたり税込11,000円になります。
<リスク・注意事項>

マウスピース矯正は、1日18時間以上の装着が必要です。これを怠ると、治療期間が延びてしまいます。最悪の場合は、当初の目標を達成できない可能性もあります。マウスピース矯正は、自発的に自分で装着しなければいけません。怠けるのも自由ですが、その結果は自己責任になります。

治療後も保定が長期間必要になります。ここが、ダイレクトボンディング法に比べ負担がかかるところです。最初の6か月間は、できる限り1日18時間の装着をお願いします。無理な場合は、少なくとも夜寝ている間は装着してください。6か月経過後も、できる限り長期間、1日1時間の装着をお願いします。矯正終了後保定をやめてからもずっと安定している方は、私が経験した限りでは、10年以上の保定を行っていました。

もし、後戻りした場合は、矯正に使用したマウスピースを再度1日18時間以上装着してください。後戻りの量にもよりますが、最初にかかった期間を超えることはないはずです。後戻りした場合の保険として、矯正に使用したマウスピースは、大切に保管しておいてください。ただし、歯の治療を行い、マウスピースがきちんと入らなくなった場合は、この方法は使えません。

<当院で行うすきっ歯のマウスピース矯正法の特徴>

①費用が66,000円(税込)と圧倒的な低価格(他院で行うマウスピース矯正は数十万円以上)
②治療期間が1か月~2か月と短期間
③すきっ歯の幅が1ミリ程度の小さい症例に限定
④すきっ歯治療後の後戻りのリカバリーに最適
最後に、当院の低価格の理由を説明します。
通常、マウスピース矯正は専門の業者にマウスピースの作成を依頼します。有名な業者としては、インビザラインやテクノハなどがあります。当院も、全額矯正をマウスピース矯正で行う場合は業者に依頼し、880,000円(税込)くらいで行っています。しかし、すきっ歯のマウスピース矯正に限り、自院にてマウスピースを作製しています。これが、治療費66,000円(税込)の理由です。2020年の7月から手探りで行い、10症例を超え、すべての症例で治療期間1~2か月で矯正の目的を達成し、患者さんに満足していただけました。この経験を踏まえ、今回正式に当院の治療の一つとしてホームページでの公開となりました。ダイレクトボンディング法に特化して15年以上にわたりすきっ歯の治療を行ってきましたが、新しい選択肢が一つ加わりました。すきっ歯治療の選択肢の一つとしてご検討ください。特に、すきっ歯治療をしたが、後戻りをして困っている人にお薦めです。

★それでは、これから5つの治療法について、比較検討してみましょう。

(1)治療費はどのくらいなの?

自由診療なので、歯医者ごとに違います。一般的には下の表のようになります。

ダイレクトボンディング法 すきっ歯一か所あたり22,000~88,000円(税込)です
ラミネートベニア法 すきっ歯一か所あたり176,000~220,000円(税込)です
セラミッククラウン法 すきっ歯一か所あたり176,000~330,000円(税込)です
ワイヤー矯正法 220,000円~1,100,000円(税込)です
マウスピース矯正法 440,000~1,100,000円(税込)です
(2)治療期間はどのくらいなの?
ダイレクトボンディング法 すきっ歯一か所あたり1回です
ラミネートべニア法 すきっ歯一か所あたり2回です
セラミッククラウン法 すきっ歯一か所あたり2~4回です
ワイヤー矯正法 2か月から1年以上です
マウスピース矯正法 2か月から1年以上です

矯正の期間は、歯列不正の程度によって治療期間が変わります。

(3)歯へのダメージはあるの?
ダイレクトボンディング法 歯は削りません
ラミネートべニア法 歯の表面だけ0.5ミリ程度削ります
セラミッククラウン法 歯の全周を0.5ミリ~1.5ミリ削ります
ワイヤー矯正法 歯は削りません
マウスピース矯正法 歯は削りません
(4)再びすきっ歯になるという後戻りのリスクはあるの?
ダイレクトボンディング法 多くの症例で2年を超えると後戻りが見られます
ラミネートベニア法 多くの症例で2年を超えると後戻りが見られます
セラミッククラウン法 多くの症例で2年を超えると後戻りが見られます
ワイヤー矯正法 保定をしなければ、半年以内に戻ります
マウスピース矯正法 保定をしなければ、半年以内に戻ります

ダイレクトベニア法・ラミネートベニア法・セラミッククラウン法は、舌癖がある場合に、2年を超えたあたりから後戻りが顕著になります。舌癖がなければ、後戻りしません。セラミッククラウン法で、舌側に入れた場合は、矯正と同様に半年以内に戻ります。矯正で後戻りを防ぐには、一生にわたり保定装置の着用が必要です。ただし、捻転によるすきっ歯については、数年の保定で後戻りが防げるかもしれません。

すきっ歯治療後の後戻りについてはこちらを参考にしてください。

(5)それぞれの治療法の最適例
ダイレクトボンディング法 すきっ歯以外の歯列不正の少ないケース
ラミネートベニア法 すきっ歯以外の歯列不正の少ないケース
セラミッククラウン法 すきっ歯以外に捻転・傾斜・出っ歯などを伴う場合
歯の色も自分の希望する色に変えたい場合
ワイヤー矯正法 捻転を伴うすきっ歯で、歯を舌側に入れないで矯正できる場合
出っ歯を伴うすきっ歯で、歯を舌側に入れても後戻りしにくい場合
マウスピース矯正法 捻転を伴うすきっ歯で、歯を舌側に入れないで矯正できる場合
出っ歯を伴うすきっ歯で、歯を舌側に入れても後戻りしにくい場合
(6)それぞれの治療法で、特に注意する点は?
ダイレクトボンディング法 歯の横幅が広くなります。このため、細い歯は、形がよくなり、太い歯は、さらに太くなります。
捻転や傾斜はあまり改善できません。
歯の色の改善には、ホワイトニングが必要です。
適応には限りがありますので、この治療法には適さないものもあります。
ラミネートべニア法 歯の横幅が広くなります。このため、細い歯は、形がよくなり、太い歯は、さらに太くなります。
捻転や傾斜はあまり改善できません。
歯の色は、多少の改善ならできますが、色の改善を重視する場合は、歯を削る量が大きくなります。
適応には、ダイレクトボンディング法と同様の制限があります。
セラミッククラウン法 歯の横幅が広くなります。このため、細い歯は、形がよくなり、太い歯は、さらに太くなります。
フレーアウトによるすきっ歯を治す場合は、舌側に入れることにより、歯の幅を変えないでできますが、後戻りが短期間で生じます。
捻転や傾斜、歯の色の改善もできます。これらすべてを治す場合は、適した方法です。
ほとんどどのようなケースにも対応可能です。
ワイヤー矯正法 すきっ歯を歯の移動により治療する場合、舌側に入れて治すことが多いのですが、この治し方では、保定装置を使い続けない限り、すぐに後戻りします。一生にわたっての保定が必要になります。後戻りしにくいのは、捻転や遠心傾斜によって、すきっ歯になっているケースです。このケースでは、すきっ歯を舌側に入れなくても治せる場合があるので、この場合に限り、数年間の保定で後戻りを防止できるかもしれません。
マウスピース矯正法 ワイヤー矯正と同じです。
矯正経験のない歯医者に注意してください。

すきっ歯でお悩みの方は相談ください

すきっ歯で悩んでいる方は多いと思います。しかし、矯正器具をつけて治療すれば、時間も費用もかかります。セラミックを被せるような治療は歯を削る必要があり、歯1本あたり110,000円(税込)(隙間一か所で220,000円(税込))くらいと高額です。
こうした悩みに応え、山王デンタルクリニックでは平成15年の開業以来、画期的な方法ですきっ歯の治療に取り組んできました。そして平成20年からは年間100人以上の患者さんの治療を行い、平成28年は300症例、平成29年・30年・令和1年は700症例、そして、令和2年も700症例のペースですきっ歯治療を行い、たくさんの方から高い評価と感謝をいただいています。
この治療法に関しては、治療数・治療レベルともに圧倒的な実績を達成していると自負しています。もし、すきっ歯でお困りなら、東京都大田区・大森駅から徒歩2分の歯医者「山王デンタルクリニック」までご相談ください。隙間1箇所当たり44,000円(税込)、矮小歯(通常の歯に比べて小さい歯)1歯当たり44,000円(税込)で治療可能です。