当院のインプラント治療が
患者さんに喜ばれる4つの理由

痛みや腫れがほとんどない
よく効く麻酔を十分行って手術をするので、手術中の痛みがありません。必要最小限の切開とドリルにより、術後の痛みや腫れもほとんどありません。
CTを使った安全な治療
術前のCT検査を必ず行い、最も安全な手術プランを立てて手術を行います。院内に高性能CTがあるので、手術中もCTを取り、安全を確認しながら手術ができます。
骨の量が少ない難症例にも対応
最新の技術と設備を備えているから、難しい手術も多数行い、高い成功率を達成しています。難症例に対する追加費用は、都内の標準的費用の半額程度で行っています。
衛生面にこだわった手術
手術である以上、衛生面には徹底的にこだわり、クリーンな環境で手術を行っています。衛生面を徹底しているので、手術中の感染リスクがなく、術後の痛みや腫れが少ないです。

自分の歯のように噛めるインプラント

虫歯や歯周病、歯根破折などで歯を失ってしまった場合は歯の機能を回復しなければいけません。その方法としては、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」という3つがありますが、その中でも最も噛み心地、見た目ともに自然なのがインプラントです。こちらでは、大田区・大森駅から徒歩2分の歯医者「山王デンタルクリニック」がインプラント治療についてご説明します。

インプラントとは?

インプラント治療は、歯がなくなった顎の骨に人工の歯根を埋め込み、それを土台として人工の歯を作る治療です。

歯がなくなった顎の骨 人口歯根(インプラント)
の埋め込み
人工歯の装着
歯がなくなった顎の骨 人口歯根(インプラント)の埋め込み 人工歯の装着
当院のインプラント治療の実例
症例
症例1 上の前歯の1本がインプラントです。どれだか分かりますか?
症例1 右上の中切歯がインプラントです。白色のジルコニアアバットメントの上に、セラミックの歯をセットして治療完成です。失われた自分の歯の審美性と機能性を100%回復しています。

インプラント治療の目的

(1)失われた歯の機能を、ほぼ100%回復すること
(2)失われた歯の見た目を、ほぼ100%回復すること
(3)自分の他の歯を犠牲にすることなく回復すること

治療の目的がはっきりしていないと、高い治療費に手術というリスクまで犯してインプラント治療をする意味がありません。そこで、まずはインプラント治療の目的をはっきりさせることが重要です。

失われた歯の機能を、ほぼ100%回復すること

食べ物を噛むという、歯のもっとも基本的な機能をほぼ100%回復させるということ。ほぼ100%という数値にインプラント治療の目的があります。

インプラント治療にかわるものとして入れ歯とブリッジがあります。入れ歯による機能回復率は10~20%です。これでは、やわらかいものしか食べられません。ブリッジは約80%といわれています。インプラントであれば、ほぼ100%まで機能を回復することができます。

失われた歯の見た目を、ほぼ100%回復すること

歯は顔の審美性に大きく関わってきます。保険診療の部分入れ歯は針金で固定するため審美性を損ないます。ブリッジは自費ならば、インプラントと同じく審美性の高いものも作ることができます。

自分の他の歯を犠牲にすることなく回復すること

インプラント治療の目的の中で最も大切なポイントです。入れ歯もブリッジも残っている自分の歯の寿命を短くして歯を回復する治療法です。残っている自分の歯を大切にするなら、入れ歯やブリッジよりもインプラントがベストです。入れ歯やブリッジは大切な自分の歯に負担がかかりますが、インプラント治療は残っている自分の歯を一切犠牲にしません。自分の歯の負担を減らすことで、自分の歯の寿命を長くできるのです。

80歳を過ぎても自分の好きなものを何でも食べることができ、幸せな時間を過ごすために是非インプラントを選択してください。

当院でインプラントの手術を受けられた患者さんへのインタビュー

■福島 福子 様

治療の流れ

1.カウンセリング

治療に関して、患者さんの希望をお聞きした後、お口の中を診察し、患者さんにとって、最適の治療法を提案します。 

最適の治療法がインプラントであると診断したら、インプラント治療をお薦めします。

インプラント治療について、患者さんの質問にすべてお答えし、そのうえで、患者さんがインプラント治療を選択されたら、CTの撮影に進みます。

(CTの撮影)

(CTの撮影)

2.CTの撮影・インプラントの治療計画の説明

CTを見ながら、インプラント治療の説明をします。

治療方法・費用・治療期間などの治療計画を説明し、質問にお答えします。

(CTを見ながら、治療の説明をします)

(CTを見ながら、治療の説明をします)

3.術前処置

インプラントの手術をする前に、歯周病や虫歯の治療を行い、お口の中の衛生状態を良好にします。

特に、歯周病は、完全に治しておくことが大切です。

インプラントの手術ができる衛生状態になりましたら、手術の予約をします。

4.インプラント植立手術

治療計画に従い、インプラントを埋入します。 衛生的な手術環境の下で、慎重に手術を行います。

手術が終わったら、CTを撮り、インプラント手術の結果を確認、患者さんに手術の結果と今後の注意事項を説明します。

手術中は、麻酔が効いているので、痛みはありません。

(インプラント手術の様子)

5.手術後の消毒

翌日、手術部位の状態確認と消毒を行います。1週間後の抜糸まで、原則として、できるだけ毎日消毒に来ていただきます。

6.手術後の経過

手術後は、痛み止めを服用してもらいますので、痛みはありません。

いつも通りの生活・仕事ができます。

手術後1週間で抜糸を行います。

手術の傷が治るまで抗生剤を服用し、術後の感染を予防します(通常2週間)。

手術後の2週間は、熱い食事に注意していただきますが、2週間過ぎたら、食事制限はありません。

7.2次手術

手術後約2か月で、2次手術を行います。

通常は、歯肉を切るだけの簡単な手術です。

2次手術が不要な場合もあります。

8.型取り

インプラントに、人工歯をかぶせるための型取りを行います。

この型取りは、インプラントに土台を立てるための型取りと、その土台に人工歯をかぶせるための型取りがあります。

9.セラミックの人工歯のセット

インプラントに、アバットメントという土台をセットし、その土台に人工の仮歯をセットします。この状態で、2週間から1か月経過を見ます。

経過が順調であることを確認したら、最終的なセラミックの歯をセットします。

10.定期検診とメンテナンス

 インプラントを一生使っていただくには、きちんとした定期検診とメンテナンスが必要です。

6か月ごとに、定期検診と、歯周病予防コース(メンテナンス)を受けていただきます。

インプラントの最大の敵は、歯周病です。

インプラントの手術が成功しても、歯周病を予防できなければ、インプラントは、インプラント周囲炎をおこし、激しい痛みの後、脱落します。

インプラントが痛みを起こさないよう、必ず定期検診とメンテナンスをお受けください。

インプラントの治療費

当院のインプラントの治療費は、決して安くはありません。
インプラント治療に関しては、低価格競争はしないと決めているからです。

インプラントの治療で、最も大切にしていることは、安心と信頼です。

歯医者で行う治療の中で、インプラントほど危険な治療はありません。
実際に死亡事故が起こっているし、インプラントによる神経切断、上顎洞へのインプラント迷入など、常に事故と隣り合わせです。
このような事故が決して起こらないよう、手術の安全性を徹底し、患者さんに安心してインプラントの治療を受けていただくことが、何より大切だと考えています。

また、インプラントに関しては、できる限り生涯にわたって使っていただける、信頼性の高いインプラントを目指しています。
手術してから数年で脱落するインプラントも、現実には少なくありません。
脱落しても簡単に再治療できればいいのですが、多くの場合は、インプラントの再治療ができない状態になっています。
インプラントの脱落とともに、骨も大幅に失われることが多いからです。

インプラント治療で、安心と信頼を確保するには、不可欠なことが3つあります。
①世界的な評価を受けている信頼性の高いインプラント製品を使用すること。
②設備や器具は、評価の高い、高性能のものを使用すること。
③常に技術を磨き、最新の治療法をマスターしていること。

この3つを徹底することを、常に心がけ、インプラントの治療にあたっています。
そして、これを徹底しようとすると、治療費について、低価格競争はできないのです。
①信頼性の高いインプラント製品は高額です。
②評価の高い、高性能な設備や器具は、それ自体高額の上、新しい高性能な器具がどんどん開発されるため、高額な出費が毎年必要です。
③最新の技術を習得するためには、高額なセミナーなどに参加することが不可欠です。

インプラントの治療を始めて8年くらいは、リーズナブルで信頼の高いインプラントを目指していました。
そのインプラントを使えば、コストを抑えられたのです。
しかし、そのインプラントは、メーカーの説明とは違って、長期生存率が高くなかったのです。
思いがけないインプラントの脱落を、いくつか経験することにより、コストは捨て、安全と信頼に集中することにしました。

当院のインプラントは、安心と信頼を確保したうえで、できる限り治療費を抑えています。
しかし、上に述べたような理由により、低価格にはなっていません。

また、治療費の負担について実質的な平等を期するため、治療費は細かい設定になっています。
シンプルなほうがわかりやすいのですが、それでは、簡単な手術も、難易度が高い手術も、同じ治療費の設定となります。
難易度が高い手術では、材料費や専用の器具の使用など、コストがかかる分だけ、治療費も高く設定しました。
費用の計算がわかりにくくなっていますが、事前にきちんとした見積もりを出しますので、ご安心ください。

インプラント治療費一覧

治療の流れに沿って、治療費をご覧ください。
すべて税抜きです。
専門用語の解説は、治療費の記述の後に、まとめてあります。

①CT撮影(1回の手術あたりの治療費で、何枚とってもこれだけです)
10,000円

②インプラント埋入手術

(基本料)

1)ストローマン・・・・・・・・・・230,000円

2)オステム・SPI・・・・・・200,000円

(追加料・・・骨が少ない場合に必要になります)

1)ソケットリフト(技術料)・・・・・・・・・20,000円(PRF/AFGを含みます)
骨補てん材を使用した場合0.5CC当たり10,000円(使用しないことが多い)

2)リッジエクスパンジョン(技術料)・・・20,000円(PRF/AFGを含みます)
骨補てん材を使用した場合0.5CC当たり10,000円(使用しないことが多い)

3)GBR(技術料)・・・・・・・・・・・・・10,000円(PRF/AFGを含みます)
骨補てん材を使用した場合0.5CC当たり10,000円(必ず使用します)

4)サイナスリフト(技術料)・・・・・・・・100,000円(PRF/AFGを含みます)
骨補てん材を使用した場合0.5CC当たり10,000円(ほとんどの場合使用します)

③2次手術・・・・・・・20,000円(行わないこともあります)

④アバットメント(ストローマン・オステム・SPI同額・仮歯代を含む)

1)カスタムアバットメント・・・・・・ジルコニア80,000円

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チタン70,000円

※審美性を重視する場合はジルコニアになります。

2)既成アバットメント・・・・・・・・40,000円

⑤人工歯(仮歯代を含む)

1)ジルコニアセラミック エクセレント・・・・15万円

2)ジルコニアセラミック アドバンス・・・・12万円

3)ジルコニアセラミック スタンダード・・・・10万円

4)グラディア前装冠・・・・・・・7万円

以上が、最終セットまでの流れと治療費です。

このほかに、前歯にインプラントをする場合、抜歯からアバットメントのセット前まで仮歯が必要です。
この仮歯は、通常4回ほど作り直しが必要で、時間と手間がかかります。

⑥この仮歯代・・・・・2万円(何回作り直してもこれだけです。初回の仮歯作成時にいただきます。)

それでは、具体的に、治療費がどれくらいかかるか見てみましょう。

上の前歯を1本抜歯して、インプラントにする場合
(最高級のインプラントで治療する)
  • 使用するインプラントはストローマン
  • 骨の厚みがなく、手術時にリッジエクスパンジョンを行ってインプラントを埋入・骨補てん材はなし
  • 2次手術あり
  • 審美性を重視して、カスタムアバットメントを使用
  • 人工歯も審美性を重視して、最高級のジルコニアセラミック エクセレントを使用
  • 抜歯時から仮歯を使用

以上の条件で、費用の総額は、
1万+23万+2万+2万+7万+15万+2万=52万

下の奥歯を1本抜歯して、インプラントにする場合
(経済性を重視したインプラントで治療する)
  • 使用するインプラントはSPI
  • 骨の厚みは十分で、手術は基本料のみ
  • 2次手術なし
  • 既成アバットメントを使用
  • 人工歯はグラディア前装冠
  • 仮歯も不要

以上の条件で、費用の総額は、
1万+20万+4万+7万=32万

同じ1本のインプラントでも、ずいぶん費用が違うことがわかると思います。

治療費も含めて、患者さんに最適なインプラントを、提案しますので、ご要望を遠慮なく教えてください。
高いインプラントを、自己利益のために薦めることは決してありません。

専門用語解説
①ストローマン 世界一のシェアを誇る、最も信頼性の高いインプラントです。
当院では、この中でも、SLアクティブという、インプラントの酸化が起こらない特殊パッケージのものを使用し、長期生存率を一層高めています。
②オステム 日本を含むアジア市場では世界一のシェアを誇る、アジア人向けのインプラントです。
技術開発に多くの予算を組み、高い技術力を武器に、急速にシェアを伸ばしました。
基本的なインプラントの性能は、ストローマンと同等です。
③SPI ストローマンの技術者のトップが、独立して作ったインプラントです。
基本的なコンセプト・インプラントの性能は、ストローマンと同等です。
④ソケットリフト 上顎のインプラントで、上顎洞までの骨量が3ミリから7ミリの場合に用いる骨造成法。
上顎洞とは、鼻と通じている空洞で、ここが化膿すると蓄膿症になります。
上顎洞の薄い粘膜を破らないように、上顎洞までの骨に穴をあけ、上顎洞粘膜を挙上します。
挙上した分だけが、骨に代わっていき、インプラントを固定します。
ソケットリフト専用のドリルとPRFを使用します。
上顎洞粘膜は、卵の殻の内側の膜のように、極めて薄く破れやすい膜なので、どんなに慎重に手術しても、破れることがあります。
もし、破れたときは、手術を中止し、1か月後に再手術をします。
⑤リッジエクスパンジョン 骨の幅が少ないとき、骨の中央付近に切れ込みを入れ、その切れ込みを、少しづつ拡大し、骨の幅を増やす処置です。
ピエゾとスリッターとオギュメーターを使用します。
⑥GBR 骨が一部欠けて骨幅が足りないときに、欠けた部分に骨補てん材を固定し、骨幅を増やします。
人工骨とAFG・PRFを使用します。
⑦サイナスリフト 上顎のインプラントで、上顎洞までの骨量が3ミリ未満の場合に用いる骨造成法。
骨の横側から上顎洞に穴をあけ、上顎洞粘膜を破らないように、挙上していきます。
挙上してできた空洞に、骨補てん材を填入します。
これが骨に代わるのを待って、インプラントの手術をします。
サイナスリフトからインプラントの手術まで約6か月かかります。
⑧2次手術 インプラントは、通常、歯肉の中に完全に埋まっています。
インプラントの真上の歯肉を開いて、インプラントの頭出しをする手術です。
⑨アバットメント インプラントは、下部構造と上部構造の2つのパーツに分かれています。
手術では、インプラントの下部構造だけを、骨の中に埋入します。
下部構造が骨と結合した後、2次手術をして、インプラントの頭出しをし、上部構造を、下部構造に結合します。
この上部構造をアバットメントといいます。
アバットメントには、大きく2種類があります。
カスタムアバットメントと既成アバットメントです。
カスタムアバットメントは、完全オーダーメイドのアバットメントです。
主に、審美性を重視するときに使用します。
また、骨の条件が悪く、インプラントの上部構造の角度を変更するときも使用します。
既成アバットメントは、骨の条件がよく、決められた形のアバットメントで対応できるときに使用します。
⑩人工歯は、セラミック治療のところを参考にしてください。

当院のインプラント ~安心のための4つの処方箋~

インプラントの最大の敵は不安です。まず、不安の中身を見ていきましょう。

手術は安全なの? 痛くないの?
インプラントは生涯使えるの?
治療期間はどのくらいなの? その間はどうするの?
治療費はどのくらいなの? 他の治療と比べて高いの?

大体、以上の4つにわけられると思います。大切なところなので一つずつ見ていきましょう。

手術は安全なの? 痛くないの?

手術をするうえで、最も重視しているのが安全性です。安全な手術をするうえで大切なことは

(1)術者の技術と心構え
(2)手術前の十分な検査・安全な治療計画
(3)安全な手術を支えるスタッフと設備

以上の3つです。

(1)術者の技術と心構え

術者の技術と心構え

術者の技術を正確に測る指標や術者の心構えを知る方法はありません。インプラント治療を得意としている歯科医院のホームページを見ると、術者の技術を誇示するために年間1,000本以上の手術実績、生涯埋入本数10,000本以上といった手術の本数を競う記載が目立っています。

確かに手術の経験数は、術者の技術をはかる一つの参考にはなります。臨床の現場では、過去の経験はとても重要だからです。しかし、技術の高さと手術数は同じではありません。まして、こうした実績の表示は何の証拠もないのです。手術経験が少なすぎるのは技術面に不安を残します。しかし、ある程度の経験を踏んでいるのなら、それ以外の要素のほうが安全な手術をするうえで重要な要素になります。

自分の技術向上のために必要な専門書を読むこと、セミナーや学会に参加して新しい技術を習得すること、一つひとつの手術を後から十分検証して改善を重ねること、そういったことのほうが重要です。私は年間50本から100本のインプラント手術を行っています。今までのトータル(2015年12月)で500本ほどになります。

この数値は、一般の開業医としてはかなり多い数値なのです。そして、一つひとつの手術を安全に、そして最良のインプラントになるように全力を尽くしています。一つの手術が終わったら検証を必ず行い、改善点を見つけて次のインプラント手術の向上に努めています。こうした一つひとつの積み重ねが私の技術であり、安全への心構えです。

(2)手術前の十分な検査・安全な治療計画

手術前の十分な検査・安全な治療計画

インプラントの手術を安全に行うためにはCTが不可欠です。インプラントの手術に必要な情報の8割以上がCTから得られます。CT上でインプラント手術のシミュレーションを行い、インプラントのサイズと埋入位置・埋入角度を決定します。

手術を安全に行う上で、絶対に注意すべきことも確認します。難しい手術では、手術中でもCTをとることがあります。これを手術計画に組み込むかどうかも、術前のCTを見て決定しておきます。このように当院では、CTを使った分析・シミュレーションと安全のための治療計画を、すべての手術の前に行っています。

(3)安全な手術を支えるスタッフと設備

安全な手術を支えるスタッフと設備

安全な手術はドクターだけでできるものではなく、優秀なスタッフのサポートが欠かせません。当院には7年以上にわたって、インプラントの手術をともに行ってきたスタッフがいます。手術が終わると改善点を話し合うなどして、スタッフも技術を磨いてきました。

手術の設備やツールも安全な手術を行う上で大切です。大口式インプラントのツール、ピエゾトーム、ストッパー付きドリル、歯科用のヘッドライト、ソケットリフト・サイナスリフト専用のドリルキッド、CTなど、より安全にインプラントの手術をするうえで必要と思うものは当院ではすべて取り入れてきました。

そして、これらを使いこなし、自分に合った独自の使い方も工夫して、常に安全な手術を心がけています。このように手術の安全には、最大の配慮をしています。しかし、手術である以上、絶対に安全ということはありません。だからこそ決断に迷った時は、どちらが安全かを判断基準にしています。リスクのある状況に直面した時は、無理に手術を続けずに中止し、再手術を選択したこともあります。

その結果、500本以上のインプラントの手術を行ってきましたが、後遺症が残るような事故は一度もありません。これは、安全を第一に手術を行ってきたからだと思っています。最後にインプラントの手術は痛くありませんのでご安心ください。

インプラントは生涯使えるの?

インプラントは高いお金と時間をかけて治療するのですから、できるならずっと使い続けたいものですね。この点については入れ歯やブリッジより長持ちするといえるでしょう。

しかし中には、短期間のうちに失われてしまうインプラントもあります。つまり、インプラントの寿命は人それぞれに違っているのです。それでは、生涯使えるインプラントの条件とは、どんなものでしょう?

それには、大切な4つの条件があります。
(1)生涯にわたって使えるだけの耐久性がある、適切なインプラントの手術ができること。
(2)インプラントを歯周病から守るため、適切な歯磨きが毎日できること。
(3)喫煙の習慣がないこと。糖尿病などの感染を起こしやすい病気にかからないこと。つまり健康管理がきちんとできること。
(4)6ヵ月に1度は定期検診を受け、インプラント周囲炎の早期発見早期治療に努めること。歯周病予防コースで歯周病のリスクを減らしておくこと。

なかなか大変そうですね。しかし、実際はそれほど大変ではありません。これを読めば、ほとんどの方に実現できると思っていただけるでしょう。インプラントを生涯にわたって使ってもらうため、とても大切なことなので一つずつ説明していきます。

生涯にわたって使えるだけの耐久性がある、適切なインプラントの手術ができること。

健全な骨に太くて長いインプラントが適切に埋入されれば、それだけインプラントの生涯生存率は高くなります。健全な骨とは適度な骨密度を有し、インプラント全体をすべて包めるだけの大きさがあることです。このような骨に太くて長いインプラントが適切に埋入できたら、この要素はOKです。

しかし、そうはいっても健全な骨ばかりではありません。その場合は、GBR・ソケットリフト・サイナスリフト・リッジエクスパンジョンなどの手術で十分な骨の再生を試みます。つまり、患者さんの骨の条件が悪いほど、術者の技術が大切になります。当院では、一部の例外を除いて、生涯にわたって生存できるだけのインプラント手術を常に心がけています。

インプラントを歯周病から守るため、適切な歯磨きが毎日できること。
喫煙の習慣がないこと。糖尿病などの感染を起こしやすい病気にかからないこと。つまり健康管理がきちんとできること。
6ヵ月に1度は定期検診を受け、インプラント周囲炎の早期発見早期治療に努めること。歯周病予防コースで歯周病のリスクを減らしておくこと。

生涯使えるインプラントの条件の(2)~(4)は、患者さんの守るべきルールであり、インプラント周囲炎の予防法です。
インプラントの手術後、最も大切なことは、インプラント周囲炎を起こさないことです。

自分の歯に、歯周病があるように、インプラントの病気には、インプラント周囲炎があります。
インプラントに、歯周病菌が感染すると、インプラントに痛みが起こり、さらに進行すると、インプラント周囲の骨が吸収され、インプラントが骨からはがれ落ちてしまいます。
このインプラント周囲炎を予防する基本の第一は、毎日の正しい歯磨きです。つまり、条件の(2)です。
喫煙は、インプラント周囲炎を起こしやすくするとともに、重篤化します。糖尿病も同じです。
喫煙の習慣がある方や糖尿病の方が、毎日の歯磨きを少しでも怠ると、インプラント周囲炎をおこし、急激に悪化しやすいということです。
喫煙と糖尿病は、インプラント脱落の主な原因の一つにあげられています。これが、条件の(3)です。
毎日の正しい歯磨きが、100%できていれば問題ないのですが、実際は、磨き残しを完全に防ぐことは難しいようです。
そこで、歯周病菌の除菌を徹底的に行う歯周病予防コースを定期的に受け、お口の中にいる歯周病菌の数を減らしておくことは、インプラント周囲炎に対する有効な予防になります。
それとともに、定期検診で、インプラント周囲炎を早期に発見できれば、適切な治療を行うことでインプラント周囲炎を治すことができます。
骨の吸収がおきた後では、治療は難しいので、定期検診による早期発見はとても大切です。これが、条件の(4)です。

以上の4つの条件をまとめると、適切な手術を受け、きちんと歯磨きをし、定期検診と予防歯科を受けるという、当たり前のことをするだけです。
インプラントの手術から、その後のメンテナンスまで、ずっと通院できる歯医者でインプラントをすることが大切です。
手術費用が安いからといって、はるか遠くの歯医者でインプラントの手術だけ受け、その後のケアーはないというような選択は、絶対にするべきではありません。
また、インプラント実績年間1,000本というような、手術回数が多いことだけを重視し、定期検診と予防に通院できないような遠くの歯医者で手術を受けるのも危険です。
条件の(4)を守れないからです。

当院は、インプラントの手術から、その後のメンテナンスまで、責任をもって治療にあたっています。

治療期間はどのくらいなの?その間は、どうするの?

既に、歯がない状態で6か月以上経過しているのか、これから歯を抜いていくのかで治療期間は違います。

既に、歯がない状態で6か月以上経過している場合は、すぐにインプラントの手術ができます。
インプラントの手術をしてから2か月後に、2次手術を行います。
それから、2週間後に、最初の型取りを行い、インプラントの土台の上に人工の歯のかぶせをして終了です。
つまり、この場合の治療期間は、約3か月です。

これから歯を抜いて、インプラントにする場合は、抜歯からインプラントの手術まで、約4か月必要です。
インプラントの手術から、人工歯が入るまでは、上と同じで、約3か月です。
つまり、この場合の治療期間は、約7か月になります。

条件によっては、この期間を短縮することができます。
抜歯即時埋入と抜歯早期埋入です。
抜歯と同時にインプラントの手術をする抜歯即時埋入は、抜歯をする歯に感染がなく、骨の量も十分あるケースです。
これができれば、3~4か月で人工歯が入ります。
抜歯早期埋入は、抜歯後1か月程度でインプラントの手術を行います。
抜歯をする歯に感染があるが、骨の量は十分あるというケースで行われます。
この場合の治療期間は、4~5か月になります。

いずれにしても、歯がない状態が続きます。
前歯でこのような状態が続くと困りますから、必ず仮歯を作ります。
抜歯による出血で、どうしても当日の仮歯の装着が難しいときは、翌日に仮歯を入れます。
インプラントの手術後も、新しい仮歯が必要です。
手術の翌日には仮歯を入れています。

奥歯については、必要なら入れ歯を作り、インプラントが入るまで使ってもらいます。
入れ歯が必要なのは、たくさんの歯を一度に抜歯したケースです。

以上のように、インプラント治療には、ある程度の治療期間が必要です。
しかし、当院では、その期間、少なくとも見た目は問題ないように仮歯を作り、患者さんが恥ずかしくないよう工夫しています。

治療費はどのくらいなの?他の治療と比べて高いの?

インプラントの治療費は、歯医者によって大きく違います。
安すぎるインプラントは、耐久性に問題があり、あとで後悔する危険が大きいです。
高すぎるインプラントは、治療費に見合う実質的な価値がないことも少なくありません。

当院のインプラントの治療費は、標準的な価格設定になっています。
これだけの治療費をいただかないと、十分なフォローができず、責任ある治療を続けられないからです。
したがって、当院は、低価格争いには参加していません。

当院のインプラントの治療費は、使用するインプラントのグレードと、人工歯のグレード、手術の難易度によって異なります。
詳しくは、後述するインプラントの治療費のところで説明しますが、ここでは、骨の状態が良い、臼歯部のインプラントで、スタンダードな治療費を例示します。
①インプラント埋入手術費・・・・・20万
②インプラント2次手術費・・・・・2万
③既成アバットメント費・・・・・・・・4万(既成のアバットメントでいけるケース、比較的少ない)
カスタムアバットメント費・・・・・・7万(オーダーメイドのアバットメントが必要なケース、こちらのほうが多い)
④セラミック人工歯費・・・・・・・・・・7万
以上合計で、33万あるいは36万が臼歯部インプラントの総額(スタンダード)になります。

2ピースのインプラントで、世界標準のインプラントを使用する場合、このくらいの費用が平均的です。
これを、ブリッジで治療した場合の費用と比べてみましょう。セラミック人工歯は同じものとします。
この場合の費用は、21万になります。

10万以上の差がありますが、これだけの価値がインプラントにあるでしょうか?

ブリッジの平均的な耐用年数は15年です。
15年で、土台となった歯の1本が失われます。
仮に、もう一度ブリッジで治療できたとします。
この時のブリッジは、最低でも4本以上のセラミックの歯になりますから、28万以上はかかります。
これで、費用の合計は49万になります。
しかも、自分の歯を1本犠牲にしています。

インプラントなら、通常15年以上持ちます。
長い目で見れば、費用も安くなる可能性が高いし、自分の歯を犠牲にしません。
むしろ、残っている自分の歯の寿命を長くするのです。

こうして、長い期間で比べてみると、インプラントの優位性は明らかになります。

歯を失った時の第一選択がインプラントであるというのは、このような理由に基づいています。